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怖いお話し.....第3話

いつも最後に「....も知らずに」なんて書いてまして、HMEでPOOHさんに「もったいぶるなあぁぁっ」と言われました(笑)。まぁ、たいして怖くはありませんが、ではその続きをお話しいたしましょう。

第3話「いつでも帰っておいで.......その後」

前回は義理の祖父が亡くなったときのお話しをしました。
あの時「いつでも帰っておいで」....そうつぶやいたこともお話ししましたが、その後に起こったちょっと怖い、そんなお話しです。

これは義理の祖父が亡くなって数年たったとき。
今から4年ほど前の2005年に起こったお話しなんですが、その前年の2004年のお盆に妻の実家に行きました。すると帰り際に妻の母が「この鏡いらない?」と妻に言ったんです。それは祖母の形見の姿見で、籐細工をあしらったおしゃれな姿見でした。
丁度妻も姿見が欲しかったらしく、僕達はその姿見を車に積んで当時住んでいた滝川にあるアパ-トへと帰ってきました。2DKという狭いアパ-トですから、茶の間とリビングとして使っていた和室の境に姿見を置いたんです。

1週間後、僕のまわりで不思議なことが起こりはじめました。
シャワ-を浴びている時、すりガラスの向こうに白い上下の女性の姿がはっりと見えました。洗面台がありましたから「あぁ、あいつ歯でも磨いているか顔でも洗っているんだ」と、僕は妻だと思っていました。シャワ-から出ようとした時、まだ彼女はそこにいます。
「裸でごめんね~っ♪」と浴室から出ました。が、そこには誰もいなかったんです。寝室に行きました。妻はスヤスヤと寝ています。「あれぇ?確かにいたよなぁ」....そんな事が何日か続きました。

それから1年ほど経ったある土曜日、僕は恒例の魚釣りへと増毛へ出かけることになってました。会社の仲間と土曜のお昼に滝川を出発し、増毛についた僕は早速釣りを始めました。そして夕方、仲間と焼肉でもして盛りあがろうかと準備をし始めたその時、携帯に妻から電話が入ったんです。
「なんだろう.....」そう思いながら電話にでました。
「どうした?」
「今昼寝してたんだけど、誰か知らない人が部屋に入ってきたみたい...」
「カギは?かけてあったの?」
「玄関も窓も全部かけてあるんだけど...夢かなぁ」
「そうじゃないのか?何かあったら連絡くれてもいいよ」
そんな妻との会話でした。

すると数分後........また携帯に妻から電話なんです。
「どうした?大丈夫か?」
「大丈夫じゃない....何か変なの。ウトウトしてて目が覚めたらね、女の人がじっと私を見てたの...。ねぇ怖いから今からすぐ帰って来て...お願い」
これ、妻の寝ぼけ話しじゃない!そうわかりました。
何故なら電話口で妻とは違う声がしてたからなんです。
「だって...かえっておいでっていったじゃない.....」
そんな声でした。まさか「誰かそばにいるの?」なんて間違っても妻には言えません。妻自身怖がりでそんな体験など今まで全くしたことがないし。
「今から急いで帰るから、それまで近くのコンビニに行っててくれ」
そう言い、僕は釣りを中止して独り滝川へと車を飛ばしました。

家に着くと、妻が青い顔でソファに座ってました。
「大丈夫か?なんでコンビニに行かなかった?」
「だって、女の人がまた出たらこわいし.....」
家の中には当然だれもいませんでした。僕が家に入ると同時に立っていたはずの女の人がいなくなったらしいんです。
その数日後、また妻が独りで家にいる時にはやり女の人が現れ、じっと立って見つめていたり、時には「ズズッ」と足を引っ張られたりということが起こっていたようです。でも、何故か僕が家にいる時に限って、その女の人は現れないんです。
「どんな女?」そう妻に聞きましたが、不思議と顔だけは見えないって言ってました。

しかし、ついにその時がやってきました。

ある夜のことです。妻は先にベッドに入っていました。僕もそろそろ寝ようかとベッドに入ったとき、目の前にある妻の三面鏡に写った自分が見えました。すると隣に妻が身を起こして座っていたんです。
「ごめんごめん、起こしちゃったか?」
そう言い妻を見ると.......。妻は寝ているんです。
「えっ?」
もう一度三面鏡に目をやりました。しかし、隣には誰も起きて座ってはいません。
「気のせいかぁ」
そう言いながら僕も眠りにつき、次の日の朝を迎えたんです。
朝はいつもの風景でした。
いつものように会社の制服を着ていたその時。僕の腕に、腕組みするように妻の手がからんできたんです。
「どうしたんだよ朝から...」
そう振り向くと....妻は三面鏡に向かってメイク中でした。
「あれっ?ということは...今の腕って誰の腕だったんだ?」
不思議に感じながら、僕らはいつものように家をでました。
その日はたまたま妻が会社の飲み会ということで旭川の実家に泊まることになってたんです。当然その日は家に僕独りになるわけです。
会社から帰宅して食事を済ませシャワ-を浴びて。その後はテレビを見ていたのですが、どうも茶の間にさっきから何かいるようなそんな気がしていたんです。
「まさか....そんなことはないでしょ」
そう思ったとき、テレビを見ていた僕ですが、わずかな視界に誰かが歩いている姿が見えたんです。
「えっ?」
もう一度、今度はテレビの方を向きながら、僅かに見える茶の間に意識を集中していました。すると「ス~ッ」と白い服を着た女性が茶の間を歩いているんです。
「(俺にはどうにもしてやれないけど.....だから帰れ!)」そう何度か声にださずに言ったのでした。
すると姿も気配もどこかに消えていました。
「今日は電気という電気を点けたまま寝るかぁ。独りの時っていつも酷い目にあうし。」
そう思い、テレビの電源を切った時です。
僕は一気に全身から血の気が引いていく感覚に襲われました。
電源を切って暗くなったテレビの画面に僕が映っているはずなのですが、僕のほかにもうひとり......僕の隣にさっきの女性が座って寄り添っているのが映ってました。さっきからずっと僕のそばにいたんでしょうねぇ。耳元で女性は言いました「いつでもかえっておいでっていうから....かえってきたよ...」

後日わかったのですが、これらの原因、実は祖母の形見の姿見にありました。
置いていた向きがちょうど玄関と対面しているかたちになっていたんです。そこが通り道になっていたようで、試しにバスタオルを姿見にかけていると、かけている間は女性は現れませんでした。
姿見の向きをかえても何をしても、タオルを外すと.....女性は再び僕らの前に現れるようになりました。夜でも昼間でも......。

旭川にマイホ-ムを新築し、いよいよ引越準備。僕らは姿見の処分を考えていました。
知り合いのお寺に事情を話し、御払いしてから捨てようと決めていました。
その御払いの日、僕は思いきってタオルを外し、車に姿見を乗せてそこに向かいました。
そして御払いが始まります。7月だというのに、エアコンの設備もそこにはないのに,,,,凄く寒く感じていました。御払いは無事おわりました。
しかし、今でもはっきり覚えてます。最後にいつも明るく大きな声で話す住職の奥さんがポツっとつぶやくように「もったいない。残念だねぇ....まだ使えるのに......残念....。」
住職には事情を話したはずなのに.なぜ?。
「だから住職、この姿見は.....」
「わかってるよ」
「だって今...残念だねとかまだ使えるのにとかって奥さんが言うんで」
「うちのやつはここには来てないよ」
「えっ?だって今ここで....」
その時、ガラガラっと入り口が開くと、住職の奥さんがお茶を持ってきてくれました。
「あら、Rinsukeさんお久しぶりですね。今日は奥様もご一緒?」

「住職.....さっきそこに居た人は?確かに奥さんだったんですけど....」
「いや、それはこの姿見に住んでいた女性だよ。」

姿見を処分してから、僕らの生活は元に戻りました。
浴室のすりガラスにも、消したテレビの画面にも、寝ている足元にも、もうその女性が現れることはなくなりました。

これ、僕の妻にとって初めての霊体験となったようです。

あなたの家の姿見、いえいえ鏡の向きは大丈夫ですか?









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